研修レポート【活動体験】小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー@創作ヴィレッジこるり村

2019年9月19日(木)に開催しました「小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー@創作ヴィレッジこるり村」の研修レポートです。

社会福祉法人やまびこ福祉会 創作ヴィレッジこるり村では、手織りや陶芸、絵画など様々なものづくりに取り組み、展覧会やグッズの販売をされています。

まず初めに、島田統括施設長より、創作ヴィレッジこるり村の活動についてお話を聞きました。利用者さんの特性に合わせて様々な創作活動をされていることや、創作活動が生まれるまでのエピソード、地域の方とのつながりを大切にされていることなど、貴重なお話を聞かせていただきました。お話の最後に利用者さんの素敵な絵本朗読も聞かせていただきました。

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その後は、二つのグループに分かれて活動を体験しました。

1つ目のグループは、手織り体験です。デニム生地を裂いたものを織りこんでいく裂き織りを体験しました。普段からお仕事をされているこるり村の利用者さんは、手慣れた様子で作業されていましたが、参加者の方は織機を初めて操作される方も多く、少し緊張しながら取り組まれていました。織り方や生地による作品の違いも興味深く見学されていました。

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2つ目のグループは、陶芸体験です。粘土をローラーで伸ばし気に入った型に合わせてお皿を作成しました。作業をされている利用者さんの普段の様子などを伺いながら、和やかな雰囲気の中での体験活動となりました。

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それぞれのグループの活動を交代し、どちらも体験した後に、小暮先生より「障害者と芸術表現」をテーマに、小暮先生が実際に取り組まれてきた活動なども交えてお話いただきました。最後は参加者の皆さんで意見交換を行いました。
「作品が出来上がるまでの関わりが大切だと感じた。その人の人生を良いものにと考えると、自然に形になっていくのではないかと思った」
「活動されているところを見学させていただき感動した。表現したい気持ちを大切にして色々な創作活動へつなげておられると感じた」
など、たくさんの意見が出されました。

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参加いただいた皆さま、ありがとうございました。