【レポート】障害のある方の芸術活動の訪問調査レポート㉒【彦根学園】

アール・ブリュットインフォメーション&サポートセンター(アイサ)では、障害(しょうがい)のある人の芸術(げいじゅつ)活動(かつどう)地域(ちいき)展開(てんかい)継続(けいぞく)している団体(だんたい)活動(かつどう)の場を訪問(ほうもん)し、活動(かつどう)実態(じったい)やニーズを把握(はあく)する調査(ちょうさ)実施(じっし)しています。ここでは、訪問(ほうもん)調査(ちょうさ)を行った団体(だんたい)活動(かつどう)様子(ようす)をご紹介(しょうかい)します。


【社会福祉(ふくし)法人(ほうじん) 青い鳥会 彦根(ひこね)学園】
 彦根(ひこね)学園は、(もう)重複(じゅうふく)障害(しょうがい)のある人たちを(しゅ)たる対象(たいしょう)とした障害者(しょうがいしゃ)支援(しえん)施設(しせつ)で、(おも)に、施設(しせつ)入所(にゅうしょ)支援(しえん)・生活介護(かいご)(ほか)短期(たんき)入所(にゅうしょ)・日中一時支援(しえん)事業(じぎょう)とされています。余暇(よか)支援(しえん)の中で、芸術(げいじゅつ)活動(かつどう)として歌のサークルに()()まれています。

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 今年(ことし)で歌のサークルは39年目になられます。毎週水曜日に、アナウンスが入ると、音楽が()きな方が(あつ)まり、職員(しょくいん)のギターに合わせて利用者(りようしゃ)さんが歌ったり、リズムをとられています。
 集合(しゅうごう)場所(ばしょ)まで職員(しょくいん)一緒(いっしょ)(あつ)まります。()になるようにイスに(すわ)り、職員(しょくいん)が歌いながらギターの演奏(えんそう)(はじ)めると、参加者(さんかしゃ)さんも(うた)(はじ)めます。マイクを()ち歌う方、手を(たた)いてリズムをとる方、(ゆか)に足をバタバタし音を(ひび)かせる方、ギターを()って職員(しょくいん)真似(まね)をする方などおられました。(みな)さん一人(ひとり)ひとり(ちが)様子(ようす)で音楽を楽しんでおられ、にぎやかな雰囲気(ふんいき)でした。
 活動(かつどう)人数は、20~25名で、年齢層(ねんれいそう)は40(だい)・50(だい)の方が多いです。活動(かつどう)は16時から1時間程度(ていど)で、ルーティンがあり、(はじ)めに歌う(きょく)明日(あした)(むか)って」と()わりに歌う(きょく)「赤い風船」が()まっています。新しい(きょく)を歌う時もルーティンをくずさないように、(はじ)めや()わりには歌わないそうです。
 発表(はっぴょう)の場は、園内行事(ぎょうじ)で年5回、外部(がいぶ)で年1回(ほど)で、コロナウイルスの影響(えいきょう)外部(がいぶ)での発表(はっぴょう)()ったそうですが、今後も(みな)さんのペースに合わせて、活動(かつどう)(つづ)けていきたいと考えておられます。

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社会福祉(ふくし)法人(ほうじん) 青い鳥会
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