2019.03.10
2019年1月12日(土)に開催しました「小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー@大津ワークショップグルループ」の研修レポートです。
大津ワークショップグループは、10年以上前から打楽器演奏の活動を始め、即興性の高い自由でパワフルな演奏で、毎年糸賀一雄記念賞音楽祭で発表を行っています。
グループのメンバーは、到着した順にそれぞれが楽器を手にし、自由に演奏していきます。今回の研修では、参加者の皆さんにもその即興演奏を体験していただきました。
最初は少し戸惑われている方もおられましたが、一度楽器を手にすると、その後はいろいろな楽器を順に手にとり、即興演奏を楽しんでいただきました。自由に演奏をしながらも、それぞれの音を聞き、リードする人も移り変わっていきます。
ワークショップグループのメンバーも、いつもと違う人がいることで、いつもと違う演奏がうまれた、と講師の清水先生もおっしゃっていました。
休憩をはさみ、それぞれソロの演奏を行います。ワークショップグループのメンバーに誘われ、ペアでの発表をしてくださった参加者の方もおられました。
最後に、参加者の皆さんで意見交換を行いました。
参加された方それぞれの活動にどう活かすことができるかを考えた意見や質問が出ていました。
参加者のアンケートでは、
「自分の表現を安心して好きなだけできること、そこから他の人との音の重なりを感じて新たな表現が生まれたりすること、そして、そのことを「楽しい」と思う仲間がいることは素晴らしい時間だと思います。私も自分たちの仲間とそういう時間を共有していけるようにしたいです。」
「参加されている方が自然に演奏して、気持ちよさそうだったのが印象的でした。音でのコミュニケーションもとてもいいですね。」
など、たくさんのご意見をいただきました。
参加いただいた皆さま、ありがとうございました。