研修レポート【活動体験】小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー@湖東ワークショップグループ

2019年11月23日(土・祝)に開催しました「小暮宣雄さんと巡るワークショップツアー@湖東ワークショップグループ」の研修レポートです。

湖東ワークショップグループは、10年以上打楽器を中心に演奏活動をするグループで、毎年糸賀一雄記念賞音楽祭で発表を行っています。

グループのメンバーにはそれぞれ担当楽器があり、輪になってみんなで出し合った曲を演奏していきます。今回の研修では、参加者の皆さんも打楽器などを担当し、演奏活動を体験していただきました。

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グループで使われている楽器には手作りの楽器も多くあり、それぞれの音色の違いを楽しみながら、「どうやって作ってあるんだろう」と興味深く楽器を手に取られていました。

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講師の清水先生のリードで順番に演奏していって完成する曲や、思い思いにリズムに乗って演奏する曲があり、メンバーの皆さんと一緒に演奏活動を楽しみ、あっという間の体験時間となりました。

活動体験の後は、小暮先生より「障害者と芸術表現」をテーマに、小暮先生が実際に取り組まれてきた活動なども交えてお話いただきました。最後に、参加者の皆さんで意見交換を行い、参加された方それぞれの活動を踏まえた感想や、今後どのように活かしていきたいかなどの意見や質問が出ていました。「メンバーの皆さんが自己表現を楽しまれている姿が印象的だった」「自由に楽しむことが大切だと感じた」といった感想や意見が出され、演奏の仕方について質問が出ると、講師の清水先生からは「こちらが考えた音でお手本を見せると、メンバーからどんどんオリジナリティが出てきて、今の形になっている。自発的にやる人が出てくる中で、みんなで協力して形になっていった」というお話もありました。

アンケートでは、「メンバーの皆さんと一緒に演奏する時間がとても楽しかった」という感想を皆さんからいただきました。

参加いただいた皆さま、ありがとうございました。