舞台芸術活動に関する訪問調査レポート⑥「スキップス」

アール・ブリュットインフォメーション&サポートセンター(アイサ)では、音楽や演劇、ダンス等の舞台芸術分野で活動する団体の活動の場を訪問し、活動に関する情報やニーズを把握する調査をスタートしました。ここでは、訪問調査を行った団体の活動の様子をご紹介します。

【スキップス】2020年7月27日訪問

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女の子4人組キレのあるダンスが魅力の「スキップス」。2015年から活動をスタートされ、今年で活動5年目、若さ溢れる勢いのあるダンスチームです。

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 会の代表の清水さんのお子さんは幼稚園の頃からダンスを始められました。その後、お子さんの成長とともに活動の場を求めてスポーツジムの中に教室を作ってもらうよう働きかけたり仲間を募ったりされ、「スキップス」の結成につながりました。現在は同年代の女の子4人で“ロックダンス”の練習に励んでおられます。ロックダンスは、激しい動きから突然静止しポーズを取るスタイルが特徴のダンスで、スキップス4人の真剣な表情のキメポーズも本当にかっこいい!
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 休憩時間はおしゃべりや笑い声が絶えず、練習中も「がんばろう!」「だいじょうぶ?」と声をかけ合う仲良しの4人。ダンス講師の先生のアドバイスを聞いて、立ち位置や動きを確認しながらのダンス練習が1時間続きました。4人は火曜日や水曜日も別の活動で時間を共に過ごしておられます。作業所等での仕事を終えた後の活動があることで日々の生活にメリハリができ、生活リズムも整うとのこと。

「ダンスは楽しいです」―笑顔あふれるキラキラした表情から、日々の生活の充実ぶりがうかがえます。彼女らのダンスが観る人にたくさんの元気を与えること、間違いなしです。

スキップス(代表:清水砂美)