【レポート】第18回滋賀県施設・学校合同企画展第5回実行委員会を開催しました

第18回滋賀県施設・学校合同企画展(ing展)の第5回実行委員会を開催しました。第3回、第4回に続き、展示場所や展示方法についての協議を行いました。

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第4回の実行委員会では、展覧会場のどの場所にどの作品を展示するのか、おおよその配置を決定しました。今回は、どのように、どんな資材を使って展示するのか、細部まで決めるのが目標です。

まずは大きく2つのグループに分かれて、展示方法の発表と意見交換を行いました。まだ迷っていることや、不安な点なども発表してもらい、本展アドバイザーの美術家・野原健司さんやNO-MA学芸員、他の委員と一緒に検討していきました。

「壁に展示する」といっても、額装するのか、そのまま展示するのか、横一列に並べるのか、斜めに並べるのか、何点展示するのかなど、決めることがたくさんあります。限られた時間で、実際にその場で試すのではなく、頭の中でイメージしながら考えていきます。作品を展示する経験が少ない人にとっては難しい作業です。イメージづくりを助けるために、野原さんやNO-MA学芸員からの「額装すれば堅い印象、しなければより質感が伝わる」といったアドバイスを受けながら検討を進めました。

 

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委員同士も積極的に意見を出し合う場になっていました。「作品と一緒に、作った本人たちの様子も見てもらいたいが、どう展示すればいいか悩んでいる」という委員に、他の委員からは「映像が一緒にあるといいかも」などのアイデアが出てきました。迷っていたある委員も「みんなで意見を出し合えたので決めることができた」と、話してくれました。

展示方法が決まると、次は個別の作業です。NO-MAの設備・備品で使えるものがあるか、展示台を自作する場合のシミュレーション、展示範囲の再計測、どんな資材がどの大きさで必要かの計算など、細かいところまでひとつひとつ決定していきました。

最後に野原さんからは「ing展の醍醐味は共同作業です。作品が輝く展示のために、もうひと踏ん張り頑張りましょう!」と激励をいただきました。

 

今回で展示方法が決まり、必要な展示資材の発注や制作に着手します。チラシ案の発表もあり、来月の展覧会開幕に向けた準備が大詰めを迎えています。