【レポート】第18回滋賀県施設・学校合同企画展第6回実行委員会を開催しました

11月11日(木)に第18回滋賀県施設・学校合同企画展(ing展)の第6回実行委員会を開催しました。今回が展覧会開催前、最後の実行委員会です。

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展示協議は前期、後期の展示期間ごとに分かれて行ってきました。委員同士で意見交換したり、アドバイザーの野原健司さん(美術家)やNO-MA学芸員に相談したりしながら展示方法を決めていきました。

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今回は、久しぶりに展示期間前期・後期どちらの委員も参加し、それぞれの委員から展示方法について説明を行いました。「額縁は白で統一して作品のカラフルさを強調したい」「作っている様子が想像できるような傾けた台を使う」「布の作品を立体的に展示」「作者のことも知ってほしい」など、具体的な方法とともに作品や作者への思いも語ってくれました。他の委員の発表を聞きながらメモを取ったり、実行委員会終了後には委員同士で互いの展示について話しをする様子もありました。

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前期・後期、それぞれの作品形態、点数、展示方法など全貌が明らかになり、野原さんからは、「いろんなタイプの作品がバランスよく組み合わさっていると思います。会場で展示が立ち上がってくる瞬間の興奮や喜びを味わって欲しい。展示プランは限られた時間で細かいところまで考え、作品だけでなく日常の支援やかかわりがあってこそのアイデアがあり、展覧会がすごく楽しみです」とお話しがありました。

また、アイサ協力委員(※)の遠藤惠子さん(まちづくりスポット大津理事)からは「すごく楽しそうで、どんな展示になるのか観に行きたい。より多くの人に知ってもらいたい」と応援のメッセージをいただきました。

最後に、必要な資材の発注や、展覧会のオープニングイベントとして開催するギャラリートークの準備などについて事務局からお伝えしました。会期中は出展作品の制作を追体験できる常設ワークショップも実施します。ぜひお越しください。

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※アイサでは障害者の文化芸術活動を支える関係者のネットワーク構築を目的に協力委員会を設置。文化・福祉・まちづくり等さまざまな分野の委員から、実施事業への助言をいただいています。

 

第18回滋賀県施設・学校合同企画展 ing… ~障害のある人の進行形~
会場:ボーダレス・アート・ミュージアムNO-MA
前期:2021年(令和3年)11月27日(土)~ 12月26日(日)
後期:2022年(令和4年)1月8日(土)~ 2月6日(日)
https://www.no-ma.jp/?p=23241